2020/07/14 16:37


こんにちは^^


今回はさるぼぼの紹介をしたいと思います!


さるぼぼの由来、お守りとしての役割、種類などを簡単に紹介させて頂けたらと思います。






さるぼぼとは、飛騨の言葉で「さるの赤ちゃん=さるぼぼ」という意味です。


もともと飛騨地方の伝統で、赤ちゃんが生まれるときにおばあちゃんが生まれてくる赤ちゃんに人形を作ってあげる風習がありました。


その作られた人形がさるの赤ちゃんに似ていたことからさるぼぼとなったのが由来とされています。


さるに似ていることから、猿=円、縁として良縁、円満、魔除け、厄除け(困難がさる、厄が去る)とした縁起物として親しまれています。


また、飛騨のお婆ちゃん、お母さんが「自分の子供や孫たちにかわいい子供が生まれてきますように」と願いを込めて作られたともされているので子宝、安産のお守りとしても大切な役割があります。


さるぼぼに顔が無い理由は、持っている人の身代わりになって災難から守ってくれるためと伝えられています。


そのため、あえて顔を入れないのです。


また、顔が無いことで嬉しいとき、悲しいときに自分と同じ気持ちになって見えるとも言い伝えられています。


もしも、あなたがさるぼぼの顔を見て、笑っているように見えたのなら


それは、あなた自身が今、幸せな気持ちで過ごせていることの証明になるのではないでしょうか。


いまでは、さるぼぼも基本色の【赤】以外にも【風水さるぼぼ】としてピンクや、青といった色が出ており、それぞれの色ごとにお守りとしての意味が変わっています。


また、大きさも【根付】のような小さな大きさの物から赤ちゃんと同じような大きさのものまでたくさんの種類が出ています。


色ごとの意味は以下の通りです。


赤…縁結び・安産・子供の成長・夫婦円満・家内安全・決断と勝負運など


ピンク…恋愛運・素敵な出会い・幸せな結婚・豊かな人間関係など


オレンジ…子宝・自己発見・友情運など


黄…金運・ギャンブル運など


緑…健康運・平穏・無病息災など


青…勉強運・仕事運・集中力・合格祈願など


紫…出世運・長寿・魔除け・厄除けなど


金…財産運・ビジネスの成功・出世・チャレンジの後押しなど


また、さるぼぼの大きさは以下の通りになります。




根付・ビーズストラップ…3cm程



小…5cm程




中…10cm程






特ミニ…15cm程



1号…20cm程





2.5号…30cm程


さるぼぼは、今でも昔ながらの方法で手作りにより一つひとつ丁寧に作られています。


なので、よくみると同じ種類でもそれぞれ違うことがわかります。


さるぼぼとの出会いもまた、ご縁なのです。


ぜひ、お気に入りのおひとつを見つけて末永く大切にして頂けたら幸いです。